広島が世界に誇る熊野筆。

とは言っても、最近筆を見たのはいつのことだろうか。

今でこそ、その品質の良さから世界のトップメイクアーティスト達に使用される熊野筆だが、なぜそこまで有名なのか知る機会は少ない。

電子メールやウェブの時代になり、筆を手に取り墨をつけて字を書かないが、昔は書道の筆といえば熊野筆だったのだ。

というより、「ペン」というものが伝来するまでは、
書物といえば、「筆」だったのだ。
まさに、日本の文化は筆無くして語れない。
筆を使うどころか、目にする機会すらほとんどないが、年に一度、地元熊野で80年以上続く「筆祭り」では、昔からある筆のあり方から化粧筆として受け入れられるあり方まで、様々な形で筆の魅力を再発見できるそうだ。



筆まつりは9月23日に安芸郡熊野町の榊山神社境内や筆の里工房で執り行われ、地元神楽団が前夜祭で舞を見せたりと、地元では密かに盛り上がりを見せてきた。
広島市内から車で40分とアクセスも悪くない。
広島在住歴20年で、イギリス出身のGetHiroshima編集長ポールは、筆祭りの大ファンであり、その編集長のオススメは、当日はアウトレット感覚で買える化粧筆をお目当てに、早朝に出掛けることのようだ。

始まる前から既に列に並ばなければいけない化粧筆ブランドもあるので、ご注意を。




特に、見逃して欲しくないのは、「彼岸船」で、神社までの階段を駆け上がる様子は、迫力があって非常に見応えがある。



また、神社の参道や鳥居に吊り下げられた筆を来場者が実際に筆に触れ、肌触りを確かめる様子もなかなか面白い。

筆作りを間近で見たりする機会がないだけに、是非訪れてほしいお祭り。

駐車場・シャトルバスのご案内

熊野東中学校と広電熊野営業所からシャトルバスに乗車できます。

※まつり当日は大幅な交通規制が行われるため、車での会場乗り入れはできません。
駐車場は熊野東中学校のグランド・町民会館駐車場・筆の里工房駐車場をご利用ください。



画像引用:筆まつりHP


インフォメーション

  • 第83回筆まつり
  • 住所
  • 広島県安芸郡熊野町 榊山神社境内・筆の里工房など
  • 営業時間
  • 9月23日(秋分の日) 10:00〜17:00
  • 電話番号
  • 082-854-0216(筆まつり実行委員会事務局)
  • URL
  • http://www.fudematsuri.jp/
  • 著者
  • GetHiroshima/寺尾 綾佳